この記事では、当サイトがGoogleアドセンスに合格したときの文字数・記事数をご紹介します。Googleアドセンスは審査基準が明確に示されていないため、何をどのように準備したらよいかわからないという方も多いでしょう。申請までに実施した5つの対策に加え、更新頻度・外部リンクの設置数といったサイト状況についても詳しく解説していますので、これから審査の申請を予定されている方はぜひ参考にしてください。
当サイトの履歴
2022年5月12日 Webサイト開設
2022年6月2日 Googleアドセンス申請
2022年6月16日 Googleアドセンス合格
この記事からわかること
・Googleアドセンス合格に向けた対策5つ
・Googleアドセンス申請から結果通知までのスケジュール感
・Googleアドセンス審査通過時の記事数、文字数、更新頻度などサイトの状況
Googleアドセンスとは
GoogleアドセンスはGoogleがWebサイトの収益化を手伝うから、管理人はいいコンテンツ作りに専念して!という仕組みです。
Googleアドセンス合格は、Webサイトの運営をはじめた誰もが目指すところであり、「広告を出稿する価値のあるWebサイト」というGoogleの評価は、その後のサイト運営にとって大変励みになります。
Googleアドセンスのメリットと合格に向けた対策の必要性
Googleアドセンスを利用すると、広告出稿の作業効率化・サイトの収益化が実現できます。
しかし申請すれば必ず合格できるものではなく、審査に向けた対策が必要です。
Googleアドセンスのメリット
・広告出稿作業の効率化
Googleアドセンスは、Googleが数百万という広告主から集めた広告をサイトの内容に合わせて自動で表示してくれる仕組みです。
自身のサイトに合った広告を探しにいき、その広告を設置するといった手間が掛からず、Googleが掲げるとおりコンテンツ作りに多くの時間を費やすことができます。
・Webサイトの収益化
広告の表示・クリックなど一定の条件を満たすたびに、広告掲載に対して収益が発生します。
ただしWebサイト開設当初は訪問者も少ないことからいきなり収益が上がることは期待できず、長期的な視点からWebサイト運営を継続していくことが重要です。
Googleアドセンス合格に向けた対策の必要性
Googleアドセンス審査の基準は明確に公表されておらず、何も準備しないまま審査を申請しても簡単に合格することはできません。
Googleが各種規約で定め、Webサイトに求めている事柄にひとつひとつ応えていくことが必要です。
Googleアドセンス申請までに実施した5つの対策
Googleアドセンス申請にあたり、事前に5つの対策を行っていますが、先にGoogleの強いこだわりについてご紹介します。
「Google が掲げる 10 の事実」を読むと、Googleが「ユーザーの利便性」と「速さ」を非常に大切にしていることがわかります。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。(中略)新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
3.遅いより速いほうがいい
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にせず、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。(中略)今後も、さらなるスピードアップを目指して努力を続けていきます。
「Google が掲げる 10 の事実」はこちら
以上より訪問者が使いやすくて、かつ表示が速いWebサイトというのは、Googleアドセンスの審査にあたり高い評価が得られることがわかります。
無料ブログでのGoogleアドセンス審査がなかなか通らないのは、サイトのカスタマイズに制約があり、高速な表示速度も望めない部分に大きな原因があると言えるでしょう。
独自ドメイン取得
当サイトは、5/12 レンタルサーバーとして、ConoHa WINGと契約、無料の独自ドメインを取得しました。
ConoHaに決めたポイントは4点です。
- 国内最速のサーバー処理速度
- パック申込で月額料金が安い
- 独自ドメインが最大2つまで永久無料(サイトが2つ作れる)
- 申込手続が簡単
Webサイトの表示速度はGoogleが重視しているところですので、1の国内最速に最も惹かれました。
初期費用無料!最低利用期間無し!国内最速・高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】
ConoHa WINGを実際に使用した感想、メリットはこちらの記事でまとめています。
プロフィールページ設置
自身の経歴・職業、サイト内容、今後の運営方針を簡単にまとめました。名前はフルネームでなくても大丈夫です。
現実世界では取引の相手が目の前にいて、表情やしぐさなどさまざまなところから人柄を知ることができます。
しかしWebの世界では、顔もまったく見えず信頼を得ることは簡単ではありません。
そこでプロフィールページで、管理人はどんな人なのか、簡単にでもイメージを持ってもらうことで訪問者に安心感を与えることができます。
プライバシーポリシー設置
Google AdSense の規約では、プライバシーポリシーを広告媒体に必ず付すと規定されています。
Google AdSense オンライン利用規約 10. プライバシー
お客様は、本サービスを利用するに際しては、常に、明確に表示され、簡単にアクセス可能なプライバシー ポリシーを広告媒体に必ず付すものとし、当該プライバシー ポリシーにより、Cookie、デバイス特有の情報、ロケーション 情報、および本サービスに関連してエンド ユーザーのデバイスに保存され、当該デバイスにおいてアクセスされ、当該デバイスから収集されるその他の情報(場合により、Cookie 管理に関するエンド ユーザーのオプションに関する情報を含みます)についての明確かつ包括的な情報をエンド ユーザーに提供するものとします。
Google AdSense オンライン利用規約はこちら
「Googleアナリティクス」、「Amazon アソシエイト」を利用する場合には、それぞれ固有の記載を求められるので注意が必要です。
サイトマップ設置
設置の目的は、サイト訪問者の利便性を高めるためです。
独自ドメイン取得のところでも触れましたが、ユーザーの利便性にはGoogleが強いこだわりを持っています。
なおここで言うサイトマップは、「HTML形式」の方です。
2種類のサイトマップ
サイトマップには、「HTML形式」と「XML形式」の2種類があります。
- HTML形式のサイトマップ(サイト訪問者用)
訪問者にWebサイトの構成をわかりやすく伝えるページで、ユーザーの利便性を高めるものです。
そのまま訳せば「サイトの地図」となり、記事・カテゴリーが増えても、訪問者をスムーズに案内することができます。
- XML形式のサイトマップ(検索エンジン用)
Google、Yahoo、Bingといった検索エンジンに、サイトの更新情報などを知らせるためのサイトマップです。
HTMLサイトマップの設置方法(Simple Sitemapを利用)
WordPressのプラグイン「Simple Sitemap」を利用すれば、無料で簡単にサイトマップが作成できます。
手順
・WordPressに「Simple Sitemap」をインストール、有効化
・WordPressで「固定ページ」をひとつ作成、タイトルを「サイトマップ」とする
・タイトル下にブロックの追加で、「Simple Sitemap」を検索し、「Simple Sitemap Group」を選択
・固定ページの「更新」ボタンを押して完了
これで記事を追加するごとに、固定ページの「サイトマップ」が自動で更新されていきます。
お問い合わせフォーム設置
こちらも設置の目的は、サイト訪問者の利便性を高めるためです。
不明な点があっても、フォームがあることで気軽に問い合わせできます。
また問い合わせフォームにより訪問者に安心感を与え、サイト自体の信頼性アップにもつながるメリットがあります。
お問い合わせフォームの設置方法(Contact Form 7を利用)
WordPressのプラグイン「Contact Form 7」を利用すれば、無料で簡単にお問い合わせフォームが作成できます。
手順
・WordPressに「Contact Form 7」をインストール、有効化
・WordPressで「固定ページ」をひとつ作成、タイトルを「お問い合わせ」とする
・WordPressの「プラグイン」「Contact Form 7 設定」の順にクリック
・表示されたショートコードをコピーして、固定ページのタイトル「お問い合わせ」の下に貼り付け
・固定ページの「更新」ボタンを押して完了
フォーム設置後は、正しく機能しているか確認するために、お問い合わせフォームからテスト送信してみましょう(自分から自分宛です)。
Googleアドセンス合格までの記事数の推移
ここでは日付ごとの当サイトの運営状況をご紹介します。
- 5/12 ConoHa申込、WordPressブログ開設、テーマ Lightning
- 5/20 テーマCocoonに変更
- 5/21 Topページレイアウトが崩れる。解決できず。
- 5/26 WordPress初期化、テーマ AFFINER6購入、ブログ再設定
- 5/29 記事数累計 4本
- 6/1 記事数累計 5本
- 6/2 Googleアドセンス申請
- 6/4 記事数累計 6本
- 6/15 記事数累計 7本
- 6/16 Googleアドセンス合格
Googleアドセンス合格時の文字数・記事数などサイト状況
Googleアドセンスに合格した時点のサイトの状況をご紹介します。
文字数、記事数
- 申請時 記事数 5本、平均文字数 2,423文字
- 合格時 記事数 7本、平均文字数 2,908文字
申請時の記事のテーマ分類
- 人材採用・総務関連 3記事
- WordPressお悩み解消 2記事
記事自体が少ないですが、まったくジャンルの異なる2つのテーマに分かれており、「特化」ではなく「雑記」に分類されます。
更新頻度
申請後11日間サイトの更新ができず、7本目となる記事を投稿した翌日に、合格の通知がありました。
更新が止まったままのWebサイトでは高い評価は期待できず、またコンテンツ自体も少ないことからこまめな更新が求められます。
アフィリエイトリンク(外部リンク)
Googleアドセンス合格まで、アフィリエイトリンク、外部リンクはひとつも設置していません。
自身のWebサイトがGoogleにどう評価されるか見えない状態で、リンク先の評価まで持ち込むのは不利と判断したからです。
検索流入
Googleアドセンス申請時点で各コンテンツの検索順位が低く、たまに表示されてもクリックしてもらえないという状態でした。
検索からの流入はなく、SNSからわずかに訪問があったのみです。
アイキャッチ画像
Webサイト開設時からGoogleアドセンス合格まで、アイキャッチ画像はすべて無料のフリー素材を使用していました。
記事の内容に合った写真を自分で撮影するとなると手間も掛かるため、ここはフリー素材を最大限活用し、削減できた時間は記事執筆にあてるのがベストと言えるでしょう。
Googleアドセンス審査基準変更の可能性/審査手続き変更の連絡(2023年3月20日から)
Googleアドセンスから、サイト管理変更に関する案内メールが届きました。
2023年3月20日からGoogleアドセンスの管理画面のデザインを刷新するとともに、「サイトの審査に要する時間」として、審査プロセスでサイトに見つかった特定の問題について、従来よりも迅速にフィードバックが届くようになる、とのことです。
まだ情報が少ないため詳細を把握できませんが、審査手続きが変更になるのにともない、Googleアドセンス審査基準もこれまでとは変わる可能性があり、今後の動向が注目されます。
Googleアドセンス合格時の文字数・記事数公開!審査の対策5つ(まとめ)
Googleアドセンス審査合格時の記事数・文字数、必要な5つの対策をご紹介しました。
Googleアドセンスについては審査基準が明確に公表されていないことから、インターネット上にはさまざまな情報があふれています。
このような状況でGoogleが公表している各種規約は、Google自身が重視しているポイントをストレートに表現している貴重な情報です。
Googleが掲げるユーザーの利便性・速さという最重要のテーマを十分理解した上で、審査に向けた準備・対策をしていく必要があります。
なお、記事内でも触れましたが、表示速度の速さに関しては複雑な設定をすることなく「ConoHa WING」が国内No.1の実力を発揮してくれますので、レンタルサーバーの新規申込や切り替えを検討中の方はぜひご検討ください。
申請に必要なサイトの設定ができた後は、オリジナルのコンテンツをこつこつ増やしていくことに全力を注ぎ、ぜひスムーズに合格を勝ち取ってください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。